デラックス×デラックス「千紫万紅」初のフルアルバム 個性、魅力咲き乱れる


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初のフルアルバム「千紫万紅」をリリースしたデラックス×デラックス(提供)

 沖縄県出身で東京を拠点に活動する7人組パフォーマンスグループ「デラックス×デラックス」(デラデラ)が2日、全14曲入りの初のフルアルバム「千紫万紅(せんしばんこう)」(ヴィレッジアゲインアソシエイション)を発売した。「色とりどりの花が咲き乱れている」の意味がある四字熟語をタイトルに採用。ボーカルのアサガオは「私たちはそれぞれに個性があり、花の名が付いている。アルバムに私たちの魅力が咲いている」と込めたメッセージを語った。

 デラデラは今年、活動の拠点を東京に移した。約1年前に動画投稿アプリ「TikTok」(ティックトック)を始め、全国からの反響が上京のきっかけになったという。

全14曲入りのフルアルバム「千紫万紅」のジャケット

 アルバムは上京直前まで那覇市のレコーディングスタジオで収録した。ドラムのサクラは「県産品のアルバムになった」と語る。

 アサガオとサクラは「沖縄から離れても故郷が応援してくれている」と感謝する。「年末まで駆け抜けられるように沖縄パワーを充電したい」と、23日に那覇市の桜坂セントラルで開催する全国ツアー沖縄公演へ意気込みを見せた。

 12月9日午後7時に沖縄市コザミュージックタウン音市場で、東名阪を含むワンマンツアーの沖縄ファイナルも決まった。CDは税込み2500円。

(田中芳)