客船「にっぽん丸」4年ぶり寄港 那覇港発着で県内離島巡るクルーズツアーを実施


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4年ぶりに那覇に寄港した商船三井客船のクルーズ船「にっぽん丸」=21日、那覇市港町の第2クルーズバース

 商船三井客船(東京)のクルーズ客船「にっぽん丸」(166.7メートル、2万2472トン、定員449人)は18日から、那覇発着で周辺離島などを巡るクルーズ「飛んでクルーズ沖縄」を実施している。那覇港への寄港は4年ぶり。

 30日まで、全4コースで4日間ずつ運航する。与那国島や西表島、石垣島、宮古島、台湾などに寄港する予定。

 商船三井客船は新たに、米シーボンクルーズ社から購入した豪華客船(3万2千トン)の運航を2024年末に開始する。その他にも、定員600人規模のクルーズ船2隻を新造するとしている。

 21日、那覇市港町の第2クルーズバースに停泊し、船内昼食会を開いた商船三井客船の上野友督(ゆうすけ)社長は「小さめの船の強みを生かし、伊平屋島や座間味島などの離島にも寄港したい」と話した。
 (與那覇智早)