沖縄地方は24日、高気圧に覆われて各地で晴れ、気温が高くなった。
気象庁が観測する県内全25地点のうち、うるま、渡嘉敷、南城の3地点を除き22地点で最高気温が30度を超えた。西表島で午後2時41分に32・2度、那覇で午後0時20分に31・9度となったほか13地点で今年最高となった。国頭村奥で午後1時7分に30・7度を観測し、最も暑い時期を上回った。
気象庁と環境省は、本島地方に熱中症警戒アラートを発表して注意を呼びかけた。
沖縄気象台は24日現在、奄美地方付近にある梅雨前線が沖縄地方にも影響する可能性があるとして、梅雨明けの発表を見送った。
気象台によると、25日の沖縄地方は高気圧に覆われておおむね晴れるが、所によりにわか雨が降る予報。本島地方は、所により雷を伴う雨が降る見込み。
(慶田城七瀬)