【埼玉】第17次沖縄県民連帯・川越行動(同実行委員会主催)が24日、埼玉県川越市の川越駅前であった。多くの参加者が行き交う市民へ「辺野古新基地建設の即時中止」への理解と、沖縄との連帯を呼びかけた。
主催者の1人で弁護士の田中重仁さんは「辺野古の新基地建設に県民が反対しているにもかかわらず、強権的に進める政府はかえなくてはいけない」と訴えた。
川越行動は2010年から始まった。沖縄の慰霊の日に近い土曜日に毎年開催されてきた。講演会や集会を合わせると17回目となった。
集会では、川越市に住み、キャンプ・シュワブ前の座り込みにも参加している斉藤美紀子さんが発言。「沖縄の犠牲の下に平和を享受してきた沖縄県外に住む人こそ、自分事として問題に向き合って」と語った。
集会後、参加者は市内をデモ行進し、沖縄を再び戦場にしかねない「南西諸島へのミサイル配備反対」や「政府は沖縄県民の声を聞け」などと訴えた。
(斎藤学)