【訃報】嶺井政治氏が死去 100歳、西銘県政で副知事 沖電の社長、会長も歴任


この記事を書いた人 琉球新報社
嶺井政治氏

 西銘順治県政で副知事を務め、沖縄電力の社長、会長を歴任した嶺井政治(みねい・まさはる)さんが28日までに死去していたことが分かった。100歳。名護市我部出身。

 1922年11月生まれ。屋我地村収入役、琉球政府行政部長を経て、68年からNHK沖縄放送局の前身となる沖縄放送協会(OHK)に勤務し、復帰後はNHK沖縄放送局長を務めた。西銘県政下の84年10月から87年6月まで副知事に就き、海邦国体の準備に尽力した。

 副知事退任後の1989年6月から95年6月まで沖電社長、2001年まで会長を歴任した。1998年に地方自治功労、電気事業功労で勲三等旭日中綬章、2005年に沖縄の振興発展に尽くした功績で琉球新報賞を受けた。