県立中部病院、夜間の小児救急を休止 医師不足とコロナ拡大で 沖縄


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沖縄県立中部病院(資料写真)

 沖縄県立中部病院は29日、30日から当分の間、夜間小児救急を休止するとホームページで発表した。小児科医の不足と新型コロナ感染の拡大に伴い、医療体制が維持できないことによる措置。午前8時半~午後8時(受け付けは午後5時まで)の診療時間以外の受診はできなくなる。

 また、同院の救命救急センターでは、入院や手術を伴わない一次救急外来を実施していないため、発熱やせきといった症状での受診希望については、かかりつけ医や他の医療機関の受診を求めている。

 患者の希望による新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの検査も実施していない。