沖縄県職員に夏のボーナス 平均68万円 前年比8%増 知事は26万円増の232万円


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沖縄県庁

 沖縄県は30日、県職員に夏のボーナス(2023年6月期の期末・勤勉手当)を支給した。課長級以上の管理職を除いた一般行政職員の平均総支給額は68万8475円(平均年齢40・4歳)だった。給料表の増額改定や県人事委員会による勤勉手当の支給月数の引き上げなどを受け、前年同期比5万9441円(同8・93%)の増額となった。

 玉城デニー知事の総支給額は期末手当のみで232万4700円で、前年同月比で約26万円の増額となった。照屋義実副知事と池田竹州副知事はそれぞれ183万3300円。県職員と三役は新型コロナウイルスの感染拡大で悪化していた民間企業の業績が持ち直してきたことを受け、民間水準の給与増額を反映した。

 赤嶺昇県議会議長は185万2200円、県議会議員は1人当たり141万7500円だった。

(梅田正覚)