台湾の立法院長、与那国訪問へ 4日フェリーで往復


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游錫堃氏(台湾立法院のホームページから)

 台湾との友好関係を重視する超党派の「日華議員懇談会」(日華懇、古屋圭司会長)は30日、台湾の国会に当たる立法院の游錫堃院長らが、7月4日にフェリーで与那国島を訪れると発表した。

 日華懇によると、来島するのは游院長や立法委員、宜蘭県の林姿妙知事ら。游院長らは4日に与那国町の祖納港へフェリーで入港する。古屋会長ら日華懇役員や糸数健一与那国町長らが出迎える。滞在3時間程度で再びフェリーで台湾へ戻る。帰りの便には日華懇の有志も同乗し、台湾で要人との意見交換を予定している。

 日華懇によると、火災で正殿などが焼失した沖縄県の首里城再建に向けて、建材として台湾紅ヒノキを台湾から沖縄に提供する方向となった。引き渡し式典を7月5日に台湾で開き、台湾日本関係協会や、沖縄県、日本台湾交流協会の関係者が出席する予定。

(沖田有吾)