【辺野古問題取材班】辺野古新基地建設の監視活動をしていた市民団体のメンバーが6月29日午前9時過ぎ、名護市瀬嵩の海岸でウミガメ1匹の死骸を確認した。
市民団体メンバーの吉岡千絵さん(44)によると、ウミガメは辺野古新基地建設が進む米軍キャンプ・シュワブ沖の大浦湾側のオイルフェンス付近であおむけの状態で浮いていて、その後、名護市瀬嵩の海岸に流れ着いた。左の腹のあたりには穴が開いており、腐敗も進んでいたという。
吉岡さんは「基地建設の影響があったのだとしたら、人間の都合で申し訳ないと思う。昔は何も障害物のないきれいな海だった。早く何もないきれいな海に戻したい」と話した。