【沖縄】東南植物楽園は2日、創業55周年を迎えた。また、3月にはタピックグループが事業を継承してから10周年となったことから同日、節目の記念式典が開かれた。一日子ども園長に市内の小学生4人が任命され、ヨナグニウマの餌やりや乗馬体験に挑戦した。
東南植物楽園は台湾出身の大林正宗さんが1968年に創業。屋外でユスラヤシ、バオバブなどの熱帯・亜熱帯植物を展示するほか、カピバラやコモンリスザルなどと触れ合える。
式典で同園の宮里好一代表は「大林さんの涙ぐましい努力やアイデアによって東南植物楽園は始まった。現在はスタッフがイルミネーションなどのアイデアを出し合い、昨年度の来場者数は過去最高だった。これからも県内外の人に楽しんでもらいたい」とあいさつした。
一日子ども園長には北美小学校6年の4人が任命された。任命された児童の1人は「ハスやスイレンなど、珍しい植物が多くて楽しい。近くで動物を見ることもできて、バードパフォーマンスが特に好き」と魅力を語った。4人には園から年間パスポートが贈呈された。
園は周年を記念して9日まで、1968年生まれの55歳と2013年生まれの10歳の来園者を無料招待する。
(名嘉一心)