沖縄県議の平均所得は1151万円、トップは仲村氏3309万円 22年分を公開


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沖縄県議会

 沖縄県議会事務局は3日、資産公開条例などに基づき、各議員が2022年中に新たに取得した資産や同年の所得などを公開した。22年を通して県議だった47人の平均所得額は1151万7834円だった。21年(対象議員48人)を43万4579円下回った。報告すべき会社役員などに就任している議員は12人いた。前回報告後に新たに資産を取得した議員は5人だった。

 昨年9月の補選で県議となった1人は、所得公開の対象外。

 所得が最も高かったのは仲村家治氏(沖縄・自民)で、金額は3309万3623円だった。議員報酬に加え、自身が社長を務める会社の役員報酬や所有する土地の賃貸収入があった。

 県議会事務局が公開したのは(1)前回報告後に新たに取得した資産の資産等補充報告書(2)22年1年間の所得等報告書(3)23年4月1日現在で報酬を得ている会社名と役職名の関連会社等報告書―の3点。

 報告書は3日から県議会事務局総務課で閲覧できる。閲覧時間は土日祝日などを除く、午前9時から午後5時まで。
 (佐野真慈)