野球部員、最も減ったのは沖縄 高校・硬式 全国も9年連続の減少


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 日本高野連は4日、本年度の全国の野球部員数と加盟校数(5月末現在)を発表し、硬式の部員数は昨年度より2902人少ない12万8357人で、9年連続の減少となった。最も減ったのは沖縄の196人、次いで北海道の192人、千葉の166人だった。加盟校数は39校減で3818校。1年生部員は75人増の4万5321人で、2年連続で新入部員が増加した。

 山梨、石川、鳥取、佐賀、鹿児島の5県以外で部員数が減少。部員数最多は東京の9127人、最少は鳥取の722人。1年生が進級して3年生になった時の残留の割合を示した「継続率」は90.7%で、4年ぶりの減少となった。

 沖縄は本年度66校に2284人が在籍。22年度は66校2480人だった。

 軟式の加盟校は昨年度から12校減って387校。部員数は148人減の7672人だった。