47センチ特大ゴーヤーで優勝、松堂さん 台風に負けず残った1株 品評会に20人出品 浦添市・浦西自治会


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浦西自治会が開催したゴーヤー品評会=1日、浦添市の同自治会
優勝した松堂和徳さんと特大ゴーヤー=1日、浦添市の浦西自治会

 【浦添】浦添市の浦西自治会(宜野座富夫会長)の第12回ゴーヤー品評会が1日、同自治会事務所で開かれた。

 地元住民を中心に20人が出品した。優勝は、1350グラム、47センチの特大ゴーヤーを出品した松堂和徳さん(67)=北谷町=だった。2位は城間敏雄さん(1320グラム、53センチ)、3位は国吉真吉さん(1320グラム、46センチ)。特別賞に喜納俊郎さん(600グラム、35センチ)が選ばれた。

 参加者たちは4月1日、大きくて厚みのある品種「キンキンゴーヤー」の苗を受け取り、各家庭で栽培してきた。今回は48人が苗を受け取った。長年にわたりゴーヤーの品種改良に携わってきた坂本守章さん(70)は「台風2号の影響を心配したが、みんな立派に育っていた。小さくてもいいので出品してほしい」と話した。

 優勝した松堂さんは「庭で育てている。苗は3株もらったが、台風で2株がダメになった。残る1株は台風対策がうまくいった。今後も頑張りたい」と喜んだ。参加者たちは品評会後、ゴーヤー料理に舌鼓を打った。

(岩崎みどり)