仲島辰郎が判定負け 4度目挑戦、ダウン奪うも戴冠ならず ボクシング日本ミニマム級タイトルマッチ


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日本ミニマム級王座決定戦で王者の高田勇仁からダウンを奪う仲島辰郎(写真左)=8日、エスフォルタ・アリーナ八王子

 プロボクシングの日本ミニマム級タイトルマッチが8日、東京都八王子市のエスフォルタ・アリーナ八王子で行われた。日本1位の仲島辰郎(28)=那覇市出身、平仲=が同級王者で世界ボクシング協会(WBA)11位の高田勇仁(ゆに)(25)=ライオンズ=に0―3の判定負けを喫した。

 4度目の王座挑戦も、戴冠はならなかった。

 試合終盤にダウンを奪う場面もあったが、効果的な打撃でポイントを重ねた王者の牙城を崩すことはできなかった。

 2016年の対戦ではTKO勝利を収めていたが、リベンジを狙う高田が終始攻めの姿勢を貫きタイトルを死守した。

 仲島の戦績は17戦11勝(7KO)5敗1分となった。

(安里洋輔)