石垣市のPAC3、来月末まで展開 市も許可の方針 沖縄


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石垣のPAC3

 【石垣】北朝鮮の「衛星」発射に備え、防衛省・自衛隊が沖縄県石垣市南ぬ浜町の人工ビーチ付近の緑地帯に展開している地対空誘導弾パトリオット(PAC3)について、防衛省と市が10日までとしていた展開期間を8月31日まで延長する方向で最終調整を進めている。市は防衛省側の継続申請を許可する方針。

 市港湾課によると、6日に防衛省から現在の展開地使用の継続申請があった。

 市は10日までに沖縄総合事務局と調整を進め、中山義隆市長の最終決裁などを経て延長が正式に決まるという。

 緑地帯は国有地で市が総合事務局から委託を受け管理している。

 そのため防衛省側は使用する際、総合事務局と市、双方の許可を得なければならない。
 (照屋大哲)