14日付で就任した沖縄防衛局の伊藤晋哉局長と櫻井淳次長が18日、あいさつのため県庁に玉城デニー知事を訪ねた。知事は米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設について、多くの県民が反対の意思を示しているとし「安全保障は日本全体で担わなくてはならない。沖縄にだけ押しとどめ続けてきたことに対する不安と不満がある」と話した。協議の場を設けるよう政府に要請していく姿勢を示した。
伊藤局長は、2019年まで沖縄防衛局で企画部長として務めた。「それぞれの地元で丁寧に説明していくことが重要だと思う」などと話した。
(沖田有吾)