6月に糸満市沖合にあるルカン礁で、集団になって潮の流れに乗り、海中を移動するドリフトダイビングをしていたダイバー7人が漂流した件で、那覇海上保安部は21日、ダイビングツアーを主催した糸満市の2業者に再発防止策を示し、指導した。
ドリフトダイビングは潜水を始めた地点とは異なる地点で浮上する。今回は、フロートとダイバーをつなぐロープが外れ、ダイバーを引き上げる船が7人を見失った。
そのため那覇海保は、フロートとロープが外れた場合に備えて、位置情報発信装置などの二次的な連絡手段を確保することなどを求め、21日までに業者を指導した。