米プロバスケットボールNBAを始め、各国のスーパースターが沖縄市の沖縄アリーナに集結する、FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)2023の開催まで25日で1カ月となった。県内各地でW杯の機運を盛り上げようとイベントが催されている。
沖縄県などでつくる開催地支援協議会はこれまで出場チームの郷土料理を県内320校の小中学校に提供したほか、プロ選手による子どもたちへのバスケクリニックなどを開催した。W杯期間中は県内4カ所にパブリックビューイングなどが設置される。
今回のW杯は日本とフィリピン、インドネシアの3会場で開催される。日本会場の沖縄市にはNBAのスーパースター、ルカ・ドンチッチ選手が率いるスロベニアなど8チームが参加。日本代表はNBAレーカーズの八村塁選手は欠場するものの、NBAサンズの渡辺雄太選手が出場する。琉球ゴールデンキングス所属の渡邉飛勇選手が代表に選出される可能性もある。
沖縄アリーナでの試合日程は8月25~9月3日の期間に計20試合。W杯期間中は無料のシャトルバスが運行する。
(梅田正覚)