日本車椅子ソフトボール協会は24日、8月3~5日に米シカゴで開催されるワールドシリーズに派遣する日本代表選手を発表した。県内からは、昨年発足した琉球ワイルドキャッツの仲里進(46)=日成ビルド工業、新城茂人(40)=浦添市職員=が選ばれた。2連覇を懸け、31日に渡米する。
仲里は「目標だった遠征メンバーになれて一安心。2連覇の重圧もあるが、ソフトボールでの海外試合は初めて。楽しみたい」と思いを語った。
新城は「2連覇が懸かった緊張もあるが、優勝を目指して戦いたい。体調を整え、全力でやるだけだ」と意気込んだ。
仲里は車いすラグビー選手としてパラリンピックにアテネから4大会連続出場し、16年のリオで銅メダルを取っている。新城は車いすバスケットボールチームのシーサーズに所属している。
(名波一樹)