FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)の優勝チームに贈られる「ネイスミス・トロフィー」が27日、北中城村のイオンモール沖縄ライカムで展示された。沖縄での展示はこの日だけで、見た人は「え、本物!?」「すごい輝き」などと驚きの声を漏らしていた。
トロフィーは「FIBAバスケットボールワールドカップ2023トロフィーツアーpresented by J9」として出場国やホスト国計33カ国を回る。5月に始まり日本は28カ国目、沖縄は国内最後の12カ所目に巡ってきた。トロフィーは最後に決勝トーナメントがあるフィリピンに到着する。
W杯のシャツを着て訪れた女子児童=北谷町=は、緊張した面持ちでトロフィーを眺めていた。「バスケ部でいつも(地元開催は)すごいとか、勝ってほしいとか話してる。日本に頑張ってほしい」と期待を込めた。
(古川峻)