悪質運転で車両事故、自衛隊3等空曹を15日間の停職処分に 空自知念分屯基地 異動前の島根で


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 航空自衛隊知念分屯基地は27日、悪質な運転で車両事故を起こし、民間人に重傷を負わせたとして、南西高射群第18高射隊に所属する20代の3等空曹を同日から15日間の停職処分にしたと発表した。

 知念分屯基地によると、隊員は同基地に異動前の2021年12月、島根県松江市内の一般道で、制限速度50キロのところを約70キロで私有車を運転し、前方車両の発見が遅れ、衝突回避のために反対車線に進入して対向車と衝突した。

 事故によって対向車に乗っていた4人はいずれも重傷となった。

 島根県警は事故を受け、隊員を過失運転致傷の容疑で摘発していた。