挑む甲子園 沖尚ナイン登録メンバーを紹介(1)東恩納、大城


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 8月6日に開幕する第105回全国高校野球選手権記念大会(夏の甲子園)。県代表の沖縄尚学は夏としては2年ぶり10度目となる夢の舞台に立つ。登録選手20人を紹介する。

(1)東恩納蒼(ひがしおんなあおい)投手

(1)東恩納蒼投手

 最速147キロの直球を投げるエース。県大会では登板した5試合全てで無失点に抑える安定感を見せた。スライダーの質も上がり、継続的に130キロ台が出るようになった。得点圏に走者を背負う場面でもひるむことなく、直球で押していき強打者をねじ伏せる度胸もある。甲子園では球速を150キロまで上げたいと意気込んでいる。172センチ、右投げ左打ち。仲井真中時代は那覇ボーイズ所属。

(2)大城和平(おおしろわへい)捕手

(2)大城和平捕手

 捕手として投手の調子を注意深く観察し、その日の配球を組み立てる。緩急を付ける投球が得意の伊波慶治朗にも、直球が走っていれば直球主体とする柔軟性も見せる。一方で県大会は「キャッチャーとしては貢献できたが、バットではあまりできなかった」と悔しがる。甲子園では無失策で投手を引っ張り、打撃では後ろにつなぐ野球をすると誓う。173センチ、右投げ右打ち。兼城中出。