大型の台風6号の沖縄地方接近に伴い、沖縄気象台は29日、那覇市樋川の那覇第一地方合同庁舎で自治体や報道関係者向けの説明会を開いた。台風について、31日から8月1日にかけて発達しながら沖縄地方に接近し、本島地方では7月31日に猛烈なしけとなり、同日の夜始めごろから夜遅くにかけて暴風となる見込みとして厳重な警戒と早めの対策を行うよう求めた。
沖縄気象台は31日昼過ぎから夕方に本島地方に暴風警報を発表する見込み。
気象台によると、台風は本島地方付近に達する8月1日に発達のピークになるとみており、潮位の高い大潮の時期であることから、台風接近に伴い潮位がさらに高くなる見込み。
本島地方では、8月1日は警報級の大雨や高潮の恐れがある。大東島地方では7月31日は猛烈なしけとなる見込みで、進路によっては同日に暴風となる可能性もある。先島諸島では、31日から大しけとなり、8月1日は暴風となる見込み。進路によっては7月31日から8月1日は警報級の大雨や高潮となる恐れがある。