ハワイと沖縄、クリーンエネルギーの近況報告 玉城知事「情報交換を続け、歩み進める」


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「クリーンエネルギー協力覚書」に基づくタスクフォース会議であいさつする県の玉城デニー知事=現地時間28日、米ハワイ州(県提供)

 玉城デニー沖縄県知事は28日(日本時間29日)、県とハワイ州が締結している「クリーンエネルギー協力覚書」に基づくタスクフォース会議に出席した。県の発表によると、玉城氏は「お互いの取り組みについて学び合い、情報交換を続けることで、島しょ地域特有の課題の解決に向けた歩みを着実に進めていく」とあいさつした。

 会議は2010年に締結された覚書に基づいて年1回ペースで開催しており、今回が14回目。

 ハワイでの開催は、新型コロナウイルスの流行もあり、17年以来となった。

 両地域の行政関係者のほか、学識経験者や事業者も出席し、エネルギーを巡る近況報告のほか、再生可能エネルギーの拡大に伴う電力の系統安定化、水素などのクリーンエネルギー、クリーン交通をテーマに取り組みを紹介し、意見を交わした。

(當山幸都)