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前議長の久高氏が「自由民主」に加入 粟國会派長「会見での発言、信用したい」 沖縄・那覇市議会


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金銭授受に関する会見での久高友弘氏=7月28日、那覇市の県市町村自治会館(又吉康秀撮影)

 【那覇】沖縄県那覇市議会議員の久高友弘氏が31日、与党会派「自由民主」(粟國彰会派長)に加入した。久高氏は2021年8月に議長に就任した後は無所属だったが、議長を辞任したため会派に入った。

 久高氏の会派入りについて粟國会派長は「会派総会で久高氏の会派入りを認めた。金銭授受を否定した会見での発言を信用したい」と話した。

 一方、同じく無所属の永山盛太郎氏とニライ会派の瀬名波奎氏の2氏が同日、新会派「にぬふぁぶし那覇」を立ち上げた。会長は永山氏が務める。新会派結成で、市議会の会派数は8から9になる。永山氏は会派結成の狙いについて「来年6月の県議選に向けて政治団体『新しい風・にぬふぁぶし』として、候補者擁立を目指すため」と話した。

(吉田健一)