沖縄本島地方に暴風警報 久米島も夕方までに 高潮への厳重な警戒を(8月1日午前4時30分)


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沖縄地方で停滞も予想される台風6号の進路予想(1日午前4時現在、気象庁ホームページから)

 沖縄気象台は1日午前4時25分、沖縄本島中南部と本島北部に暴風警報を発表した。高潮警報は本島北部に加え、本島中南部にも出された。沖縄気象台は暴風や高潮、高波への警戒を呼び掛けている。

 久米島には強風注意報を発表しており、1日夕方までに暴風警報に切り替える可能性が高い。大東島地方の暴風警報や波浪警報は継続している。本島中南部、北部、久米島で波浪警報と雷注意報が継続して出されている。

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 本島地方では次第に風が強まり、1日午前9時以降、最大風速25メートル以上の暴風となる予想で、同日昼過ぎから2日未明にかけて最大風速30~40メートルの猛烈な風が吹く恐れがある。

 台風が近づく本島東側の太平洋沿岸では高潮への厳重な警戒が必要となっている。

 大型で非常に強い台風6号は1日午前4時現在、南大東島の南南西約200キロに位置し、時速20キロで北西へ進んでいる。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートル。中心から220キロの全域が風速25メートル以上の暴風域となっている。