民家全焼、80代女性が死亡 停電でろうそく使用か うるま市石川


この記事を書いた人 琉球新報社

 1日午後10時5分ごろ、うるま市石川の民家で「寝室が燃えている」と住人から119番通報があった。石川署やうるま市消防本部によると、火災は2日午前1時ごろに鎮火したが、コンクリート造2階建て民家が全焼した。住人の女性(89)が顔面や両手両足をやけどし、本島中部の病院に搬送されたが、同日午後4時36分に死亡が確認された。

 同署によると、住人の女性は息子2人と住んでおり、そのうちの1人も顔や両手のやけどで入院している。消防によると、息子が「停電のためにろうそくを付けていた」と話している。ろうそくとの関連も含めて、石川署やうるま市消防が詳しい火災原因を調べている。