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陸自、宮古島市の公道で行進訓練を実行 台風の影響避け未明に出発


この記事を書いた人 琉球新報社
陸上自衛隊保良訓練場を出て、公道を歩く隊員=4日午前1時15分ごろ、宮古島市保良

 【宮古島】陸上自衛隊宮古島駐屯地は4日未明、宮古島市の公道を使った徒歩行進訓練を開始した。4日午前1時15分ごろに、陸自保良訓練場を出て行進する隊員らの姿が確認された。
 
 宮古島駐屯地は台風6号の接近を受け、行進訓練の出発時刻を当初予定していた3日午後8時から遅らせ、4日午前1時に変更することを決めた。出発時刻の変更に伴い、行進距離も当所の約35キロから21キロに縮めた。隊員の安全確保のために出発を遅らせたとし、天候次第で中止の可能性もあるとしていた。

 台風6号の接近に伴い1日午後から宮古島地方に出されていた暴風警報は、3日午後9時7分に強風注意報に切り替わった。一方、台風は宮古島の北の海上でほとんど停滞し、沖縄気象台によると宮古島地方は大雨警報(土砂災害)が4日明け方まで続く見込み。
 (友寄開)