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沖縄芝居「丘の一本松」、物語の舞台の北谷で上演へ 13日 劇団「大伸座」


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丘の一本松の公演をPRする(右から)金城真次、大宜見しょうこ代表、高井賢太郎=7月21日、琉球新報社

 沖縄芝居の劇団「大伸座」(大宜見しょうこ代表)が「丘の一本松」(大宜見小太郎作)を13日午前11時と午後3時、北谷町のちゃたんニライセンターカナイホールで上演する。物語の舞台となった北谷町主催では3年ぶりの公演。

 同作品は親子愛を描いた物語で、戦前から上演されている。あらすじは、親子が仕事で仲たがいし、息子の良助(玉城匠)が家出。父親(嘉数道彦)が連れ戻しに出かけ、丘の一本松で息子への思いを独り言で語っていると、息子が偶然居合わせていた。大宜見代表は「長く愛されている、心がほっとする作品。ぜひ見に来てほしい」と話した。

 一般は2500円、小中学生は1500円。問い合わせは電話090(9788)2402(大伸座)。