【台風6号】沖縄、大雨災害の危険性、急激に高まる 土砂災害警戒情報を発表(5日午後3時現在)


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
冠水した道路=5日午後0時55分、名護市山入端

 沖縄気象台によると、台風6号は5日午後3時には鹿児島県・徳之島の西約130キロの位置にあり、ゆっくりとした速さで東に進んでいる。台風の南東側220キロ 以内と北西側 165キロ以内は風速25メートル以上の暴風が吹いており、沖縄本島全域と久米島は暴風域に入っている。

 沖縄本島地方では降り始めから600ミリを超える雨量を観測している所もあり、6日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性がある。

台風6号の予想進路図(午後3時現在。気象庁HPより)

 沖縄気象台は5日午後1時すぎに土砂災害警戒情報を発表し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒を呼び掛けている。

 台風は中心気圧が970ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルとなっている。