【台風6号】本島北部の暴風警報を解除　夜遅くに線状降水帯発生の可能性　大雨、土砂災害に警戒を（6日午後7時5分）

　沖縄気象台は6日午後7時5分、本島北部の暴風警報を解除し、強風注意報に切り替えた。本島中南部は同午前4時28分に暴風警報が解除されており、沖縄本島全体が再接近した台風6号の暴風域を抜けた。

　一方で、中南部や北部では大雨警報（土砂災害、浸水害）と洪水警報が継続しており、降り続く大雨による土砂災害警戒情報も本島全域に発表されている。沖縄気象台によると、6日夜遅くにかけて沖縄本島地方に線状降水帯が発生する恐れがあり、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある。気象台は、引き続き土砂災害や高波、低い土地の浸水や河川の増水への厳重な警戒を呼び掛けている。

　台風6号は午後7時現在、鹿児島県奄美市の南東約110キロにあり、東に向けてゆっくりした速度で進んでいる。中心気圧は970 ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル中心から220キロ以内で風速25メートル以上の暴風が吹いている。