熱田で770グラムガクガク


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30日、熱田漁港で38.5センチ・0.77キロを釣って優勝した久場旺志郎さん

 7月30日、北中城村の熱田漁港を会場に144人が参加し、第5回わくわくファミリー釣り大会(主催・公益法人日本釣振興会沖縄県支部、共催・北中城村商工会青年部)が開催された。

 本大会にファミリーで参加した久場旺志郎さんファミリーは、目を離した隙に置き竿(ざお)にしていた竿に魚がヒット。あっという間に竿ごと海中へと飛ばされてしまった。飛ばされた竿は海面をプカプカと浮いて移動しているが、どうすることもできなかった。

 その様子を見ていた、近くで釣りをしていた大会参加者のベテラン平識さんが、ぶっ込み仕掛けを投げ込んで、浮いている竿に仕掛けを絡めて、竿の回収に成功。急いで久場さんは竿を取り、巻いてみると大きな魚が釣れていた。これが770グラム、38.5センチのガクガクで優勝を決めた。

 参加者の中には未経験のファミリーも数名いたが、大会スタッフによるマンツーマンの指導で、初めて魚の引きを経験することができた。釣り教室やタマンの稚魚放流なども行われた。

 主な結果は次の通り。

▽1位=久場旺志郎さんファミリー
▽2位=村吉るなさんファミリー(760グラム、41.6センチ ボラ)
▽3位=東江淳晴さんファミリー(470グラム、32.2センチ ガクガク)

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

 

 

7月30日、第5回わくわくファミリー釣り大会に参加した皆さん

8月1日、泡瀬海岸で70.5センチ・3.89キロのタマンを釣った山城善成さん(チーム:A.F.C)
29日、那覇海岸で105センチ・14.1キロのロウニンアジを釣った山入端有里さん

7月28日、なうら橋で22.5センチ・160グラムのチヌやトカジャー他を数釣りした久貝奏真君(右)と久貝仁君(中央)と久貝蓮人君
7月25日、辺戸沖で90.5センチ・9.2キロのクエを釣ったシーランドの三木理映子さん(海姫)

30日、本部新港で54.2センチ・2.26キロと46.1センチ・1.36キロのタマン、38.6センチ・1.19キロのイスズミを釣った島袋拓也さん
29日、南部海岸で90センチ・11.07キロのミーバイを釣った平良英雄さん(GFG)
8月6日、石垣漁港で117センチ・21.1キロのロウニンアジを釣った大濱旬也さん

24日、安謝海岸で30.1センチ・0.45キロのイスズミと24センチ・0.24キロのアーガイを釣った與那城勇梨君
21日、名護海岸で45.5センチ・1.44キロのミナミクロダイを釣った上原竜男さん