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県バス協会の会長に山城克己氏 伊江島観光バス社長 離島のバス会社から初の選出


この記事を書いた人 琉球新報社
県バス協会の会長に就いた山城克己氏

 県バス協会の会長に、伊江島観光バスの山城克己社長(65)が就任した。6月16日の総会で決定した。離島を拠点にしたバス会社の代表が同協会会長に就任するのは初めて。2019年から2期4年間、会長を務めた小川吾吉氏(77)は任期満了で退任した。

 新会長に就任した山城氏は琉球新報の取材に「会員の増強運動を強化し、和を持って運営に当たりたい」と抱負を語った。

 県内には乗り合い、貸し切り合わせてバス会社が約60社あるが、会員は29社。2年後の2025年には県バス協会の50周年を控えており、会員増強を図る。

 副会長の松原栄松氏(68)=東運輸社長、新入勝行氏(68)=東陽バス社長、慶田佳春専務理事(66)は再任となった。いずれも任期は2年。
 (與那覇智早)