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北谷の2チームがダンス全国大会へ 鳥と人間の感情を表現「ライジングフィスト」は九州予選で優勝


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この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【北谷】7月に福岡県で開催された「CHIMERA A―SIDE DANCE SUPER LEAGUE」九州予選のジュニア部門で、北谷町のダンススタジオミルクに所属するチーム「RIZING FIST(ライジングフィスト)」が優勝した。オープン部門では同スタジオの「MILK FLAVA(ミルクフレーバー)」が準優勝した。両チームは10月に大阪府で開催される全国ファイナルに出場する。

 この大会はダンス技術だけでなく、ストーリー性やエンターテインメント性も高く評価するのが特徴だ。

 ライジングフィストは、狩猟のしぐさを踊りにした伝統芸能「鳥刺舞」をモチーフにしたダンスを披露。鳥と人間に分かれ、両者の感情をダンスで表現した。高い表現力や演出が評価された。新城妃茉里さん(13)は「話し合いを重ね、一致団結して練習をしてきた。先生や先輩たちのサポートのおかげで優勝できた」と笑顔で話す。

 ミルクフレーバーは黒い衣装で統一し、得意としているミュージカル性にこだわったパフォーマンスを披露した。照屋恵音さん(23)は「音楽を視覚で見せるパフォーマンスができた。ファイナルまで一人一人のスキルを上げて、ストーリー性を高めたダンスをしたい」と意気込んだ。
 (石井恵理菜)

ジュニア部門で優勝した「RIZING FIST」(提供)
オープン部門で準優勝した「MILK FLAVA」(提供)