勇壮の演武で観客魅了 県空手道連合会、創立25年で大会


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
沖縄空手の勇壮な形で観客を魅了する参加者=23日午後、沖縄市民会館大ホール

 【沖縄】「県空手道連合会創立25周年記念・沖縄伝統空手古武道国際交流演武大会」(県空手道連合会主催)が23日、沖縄市民会館で開かれた。

 県内の各団体が沖縄空手伝統の勇壮な演武を披露した。
 プログラムは少林流、剛柔流、上地流の三大流派ごとに、伝統を意識したテーマを設定した演武が展開された。そのほか古武道、沖縄武術「手(てぃー)」など、伝統空手の保存と継承を踏まえた演目で舞台を構成し、多くの観客を魅了した。
 島袋善保会長は「沖縄伝統空手は平和を尊び、命どぅ宝のチムグクルを奥深くに宿す武道だ」と強調した。その上で「伝統空手のさらなる発展、地域と国際社会に対する貢献に努めたい」と述べた。
 この日は演武のほか、創立25周年記念式典と祝賀会も開かれた。関係者らが節目を祝い、今後の発展を誓った。