有料

「琉球料理店」沖縄県が認証、その条件は? キーワードは「5、5、5」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 琉球料理の普及・提供を推進し、魅力や価値を分かりやすく情報発信することなどを目的に、県は今年から「琉球料理が味わえる店」の認証制度を開始した。県内で5年以上営業し、年間を通して琉球料理を積極的に提供している飲食店などの事業者が対象。申請期間は9月30日まで。

 琉球料理として掲げられているメニューを5品以上提供していることや、それぞれのメニューに県産の食材を5割以上使用していることなどの認証基準を達成した店舗には認証状が交付される。認証された店舗は県が発行するパンフレットや公式ホームページなどに対象店として掲載される。申請書類は県のホームページからダウンロードできる。

 県文化観光スポーツ部文化振興課の親富祖昇吾主査は「伝統的な琉球料理が食べられる店舗が一目で分かる制度だ。県民や観光客へ普及させたい」と申請を呼びかけた。
 (普天間伊織)

(イメージ)
認証制度の受け付け開始をPRする県文化観光スポーツ部文化振興課の親富祖昇吾主査=22日、琉球新報社