気象庁は24日午後、フィリピンの東の海上とマリアナ諸島にある2つの熱帯低気圧が24時間以内に台風になる可能性があるとして、進路予想を発表した。台風になれば9号と10号の「ダブル台風」が発生する可能性もある。
フィリピンの東にある熱帯低気圧は24日正午現在、ゆっくりとした速さで北北西に進んでおり、中心気圧は1006ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。25日正午には台風に発達して沖縄の南にあり、中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルになる見込み。
マリアナ諸島にある熱帯低気圧は24日正午現在、ほとんど停滞しており、中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。25日正午には台風になって南鳥島近海にあり、中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルになる見込み。