沖縄の南で台風9号が発生 複雑な進路とりながら次第に発達(24日午後3時)


この記事を書いた人 琉球新報社
台風9号の経路図(24日午後3時時点、気象庁ホームページから)

 気象庁は、沖縄の南にある熱帯低気圧が24日午後3時に台風9号になったと発表した。台風は時速10キロの速さで北北西に向けて進んでいるが、今後しばらくは沖縄の南からフィリピンの東の海上で複雑な進路をとりながら、次第に勢力を増していく見込み。

 台風9号は午後3時現在の中心気圧が1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。半径280キロで風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 現時点の予報では、29日午後3時になってもフィリピンの東の海上にあり、中心気圧955ヘクトパスカル、最大瞬間風速60メートルと強い勢力に発達していく見込みとなっている。