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夢を持つことの大切さ説く バスケ元日本代表と五輪メダリストがバスケ教室 沖縄尚学中学校


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子どもたちに夢を持つことの大切さを説く元バスケ日本代表の川村卓也さん(後列中央)=24日、那覇市の沖縄尚学中学校

 日本生命保険は24日、FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)2023の開催を記念して、プロ選手らが子どもたちに夢を持つことの大切さを指導する「ドリームフーププロジェクトin沖縄」を、那覇市の沖縄尚学中学校で開催した。元バスケ日本代表の川村卓也さんと、東京五輪女子バスケで銀メダルを獲得した三好南穂さんが、中学生に講話やバスケ教室を開催した。

 川村さんは特別授業で夢を持つことの大切さを説いた。自身は中学卒業時に、3年間かけてバスケで強豪校を倒すことを目標に掲げたことを紹介。高校3年まで努力を重ね、東北地域で屈指のチームに成長したという。「3年後の自分のイメージを固めることが大事。その時に必要なのは、成長ペースはそれぞれで違うため他者と比べないことだ」と強調した。

 2年生の金城心さんは「10年後は医者とバスケ選手を両立したい」と目標を掲げた。

 三好さんはバスケ教室でドリブルワークやシュート練習などを指導した。

(梅田正覚)