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北朝鮮による軍事偵察衛星の打ち上げを受け、玉城デニー知事は24日、「沖縄上空を通過するなど、県民に大きな不安を与えたことは大変遺憾と言わざるを得ない」と批判した。
石垣市の中山義隆市長は、未明の発射だったにも関わらず、市のSNSで迅速な情報発信ができたことなどを評価し「市として取るべき対応は取れた」と述べた。
地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が市南ぬ浜町に展開されているが、展開地で9月以降に護岸工事が予定されており、使用期限が31日までとなっていることについては「庁内で護岸工事の状況を確認しており、展開を延長するかどうかは確定していない」とした上で「市民の安全最優先で最善の策を取りたい」と話した。
自宅でJアラートを聞き、市役所に駆けつけた宮古島市の座喜味一幸市長は「本来であればあってはならないことだ」と打ち上げを批判した。「国民の生活や経済活動にも影響があり、大変遺憾だ。国にもしっかりと対応してほしい」として周辺国地域を不安にさせる行動について自制を求めるなどの外交努力を求めた。
(照屋大哲、友寄開、沖田有吾)