バスケW杯が開幕「高さのフィンランド」VS「堅守のオーストラリア」 日本戦は午後9時10分~ 沖縄アリーナ


この記事を書いた人 琉球新報社
W杯が開幕し、熱戦を繰り広げるオーストラリアとフィンランドの選手たち。左はフィンランドのラウリ・マルカネン=25日午後、沖縄市の沖縄アリーナ(小川昌宏撮影)

 FIBAバスケットボールワールドカップ2023は25日午後5時、日本会場となる沖縄市の沖縄アリーナで開幕した。沖縄アリーナの開幕戦は、日本代表と同じグループEで、世界ランク24位のフィンランドと、同3位のオーストラリアの対戦。平均身長197センチと長身のフィンランドに対し、2022年の東京五輪で銅メダルを獲得し、総合力の高いオーストラリアが熱戦を繰り広げる。

 日本代表は午後9時10分から、同会場の第2試合目でドイツ代表と対戦する。会場周辺には日本代表の初戦を待ちわびる応援団のほか、各国代表のファンが詰めかけ、世界規模のイベントの開幕を迎えた熱気に包まれている。  

試合開始を前に、会場に詰めかけた各国のファンたち=25日午後4時22分、沖縄市の沖縄アリーナ(小川昌宏撮影)

 フィンランドの中心は、昨シーズンの米プロバスケットボールNBAで、最も成長し、印象を残した「MIP賞」を受賞したエースのラウリー・マルカネン(パワーフォワード)。2メートル13センチの長身からの高い打点に加え、正確なスリーポイントが持ち味で、オーストラリアの堅守を破れるのかに注目が集まる。

 対するオーストラリアは、昨季のNBAで日本代表の渡辺雄太(サンズ)とチームメートだったパティ・ミルズ(ガード)が要となる。ミルズがゲームをつくり、インサイドでもリバウンドが強く、今大会の優勝候補の一角にも挙げられている。同じくNBAで活躍する20歳のガード、ジョシュ・ギディーのプレーにも注目が集まる。

開幕を前に、盛り上がる日本代表のファンたち=25日午後4時24分、沖縄市の沖縄アリーナ(小川昌宏)