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日本、きょう世界ランク3位のオーストラリアと対戦 バスケW杯 勝者が2次リーグに


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フィンランド戦で3点シュートを決める河村勇輝

 バスケW杯1次リーグE組は29日、沖縄市の沖縄アリーナで最終戦が行われ、世界ランキング36位の日本は同3位のオーストラリアと対戦する。ともに1勝1敗で、勝者が2次リーグに進出する大一番だ。

 オーストラリアは12人中9人が米プロNBAの選手だ。中心人物は渡辺(サンズ)が「多彩な攻撃をしてくる」と警戒する35歳の司令塔ミルズ(ホークス)。今大会の2試合でチーム最多の平均23.0点を挙げている。

 平均身長は日本より8センチ高く、2メートル超が8人いる。203センチのギディー(サンダー)は20歳の万能ガード。河村(横浜BC)は「出てくる選手全員が得点できる。個々との戦いになると厳しい」と印象を語る。日本は一丸となって対抗したい。

 日本はフィンランド戦で、多投する3点シュートを40%近い確率で決め、渡辺が「一種のギャンブルみたいなバスケ」と表現する戦術を機能させた。その再現が勝利への条件となりそうだ。
(共同通信)