政治

島尻氏からの借入金、自民党支部一部不記載 市民団体が告発

     島尻安伊子氏

 島尻安伊子沖縄担当相が代表を務める自民党支部が2011年から13年にかけて、島尻氏からの借入金の一部を政治資金収支報告書に記載していなかったことが24日、分かった。市民団体「政治資金オンブズマン」(大阪府)が同日、「カレンダー」を無償配布していた問題と併せて、島尻氏らを政治資金規正法や公選法違反で那覇地検に刑事告発状を送った。

 島尻氏は24日、記者団に対し「単純な記載ミスで今日訂正した。違法性はない。今後このようなことがないように事務所の監督責任を果たしていきたい」と話した。事務所側は取材に対し「事務的ミスで一部記載を欠いていたので本日修正した」とした。
 島尻氏は10月、自らの名前と顔写真と暦が入った「カレンダー」を選挙区内で配布していたとして問題になり、国会で追及された。
 政治資金規正法は政治団体の会計責任者に対し、100万円を超える借入金は資産として記載するように義務付けている。
 告発状によると11年から12年までに9回、島尻氏から自民党沖縄県参議院選挙区第2支部へ計650万円の貸し付けがあった。だが政治資金収支報告書の支出の欄に返済の記述がなく、資産項目にも記載がなかった。
 12年は4回計400万円の島尻氏からの借入金を記載し、資産項目にも同額が計上されていた。しかし13年の報告書には返済の記述がないのに記載はなくなっていた。一方で12年12月の第2次安倍内閣で島尻氏が内閣府政務官に就任した際の資産公開では、貸付金はゼロとしていた。



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