有料

石垣市、FAX誤送信が相次ぎ使用中止 個人情報漏えい対策を強化したメール活用へ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
石垣市役所

 【石垣】7、8月と2カ月続けてファクスの誤送信が続いた石垣市は28日の記者懇談会で、ファクスの使用を原則取りやめていると発表した。代わりに対策を強化したメールを10日から活用している。

 市の嶋田廉企画部長兼DX課長は「個人情報漏えいなどの対策を強化し、再発防止につなげる」と述べた。

 メールは送信後1時間、専用サーバー内に保存され、その間に宛先間違いなどがあれば削除できる。個人情報などのデータを添付する際は一定時間置いた後にパスワードが送信される仕組み。

 市は7月に個人情報が記載されたリストを市納税課が不動産事業者に誤送信し、今月には庁内で共有する事務連絡文書をDX課が八重山記者クラブ宛てに誤送信していた。
 (照屋大哲)