儀間45歳以上男子V 全日本シニアバドミントン


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45歳以上男子シングルスで日本一になった儀間光吉=24日、那覇空港

 バドミントンの第32回全日本シニア選手権大会が23日まで福井県の敦賀市総合運動公園体育館などで行われ、45歳以上男子シングルスで儀間光吉が頂点に立った。

前王者破り勢いに乗る/2度目の全国制覇
 儀間光吉が2010年の40歳以上の部に続き、2度目の全国制覇を果たした。決勝が行われた23日に46歳になった儀間は「狙っていた。誕生日に優勝できて良かった」と喜んだ。
 優勝した5年前と同じく、ダイエットと体力作りに力を注いだ。2カ月かけて83キロから73キロに落とし、体の切れを取り戻した。
 大会では4回戦で前年の覇者・金山(島根)と対戦。序盤はリードを許したが「粘っていればチャンスは来る」と食らい付いていった。中盤以降、相手にミスが出て逆転に成功。ストレートで前王者を破り、勢いに乗って頂点まで駆け上がった。
 年齢を重ね「技術が伸びることはないが、ミスをしない集中力やメンタルは強くなった気がする」と儀間。「連覇を狙って頑張りたい」と見据えた。