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日本、フィリピン、インドネシアで開催中のFIBAバスケットボールワールドカップ2023は8月30日までに1次リーグのすべての試合が終了し、日本はアジア勢で唯一、1勝を果たした。今大会はアジア勢で最上位となれば、パリ五輪への出場権が与えられる。日本を含むアジア勢の出場全6カ国は2次リーグ進出を逃し、順位決定戦に回った。31日から始まる順位決定戦の勝敗によって、アジア代表の五輪出場国が決定する。
順位決定リーグは、1次リーグ下位の16チームが4組(M~P組)に分かれ、大会の17~32位までの順位を決定する。日本は、フィンランド、ベネズエラ、カボベルデと同じO組となる。1次リーグを戦ったフィンランドを除いて、ベネズエラとカボベルデとの対戦となる。
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決定リーグ各組の1位が1次リーグからの勝利数、得失点差、得点に応じて17~20位の順位に振り分けられる。2位は21~24位、3位は25~28位、4位は29~32位となる。日本は2勝すると決定リーグ1位が確定する。1次リーグで1勝した結果も引き継がれ、文句なしでアジア最上位が確定する。
日本は仮に1勝1敗となると、順位決定リーグで3位となる可能性も残されている。その場合、他のアジア勢のフィリピン、中国、レバノン、ヨルダン、イランの5カ国の結果に左右される見通し。
パリ五輪に出場できるのは12チームで、すでに開催国のフランスは出場が決定している。残り11枠のうち、今大会はアジア、オセアニア、アフリカの最上位国、アメリカ、ヨーロッパの上位2チームの合計7チームが出場権を獲得する。日本は今大会で出場権を逃した場合でも、アジアで2位に入れば、残りの4枠を争う世界最終予選に出場できる。