飛衣羽衣カチャーシー大会、4年ぶり開催へ 沖縄でも珍しいその特徴とは 10月1日、宜野湾


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飛衣羽衣カチャーシー大会への来場を呼びかける同大会運営委員会の仲本賢一郎会長(左)ら=8月14日、沖縄市仲宗根町の琉球新報社中部支社

 【宜野湾】飛衣羽衣(とびんすはにんす)カチャーシー運営委員会の仲本賢一郎委員長らは14日、沖縄市仲宗根町の琉球新報社中部支社を訪れ、10月1日に宜野湾海浜公園多目的広場で4年ぶりに開催する飛衣羽衣カチャーシー大会をPRした。11団体が出場し、それぞれの喜びの舞を披露する。1989年8月27日の第1回大会以来、今年で31回目を迎える。

 同大会は宜野湾はごろも祭りのメインイベントとして開催する。新型コロナウイルスの影響で開催できない時期が続き、今大会への参加者は例年と比べ半数ほど減ったが、地域の文化継承と祭りの盛り上げ役として期待されている。

 仲本委員長は「大会は宜野湾市を代表するはごろも祭りを盛り上げようと始まった。カチャーシーで競うことは県内で見ても珍しい。先人たちが紡いできた伝統と文化を絶やさず、皆さまと共にさらに新しく成長した大会にしたい」と意気込みを語り、来場を呼びかけた。

 大会は午後4時半~8時45分の予定。個人部門は当日の飛び入り参加も可能。
(名嘉一心)