【欠航情報】台風11号 離島路線で欠航 イベントや競技会の延期・中止も


この記事を書いた人 琉球新報社
気象衛星ひまわりの台風11号画像(1日午前1時30分現在)

 台風11号接近に伴い、31日は空や海の便に欠航が出始めており、1日以降も影響が出る見通し。琉球エアーコミューター(RAC)は31日、北大東と那覇を結ぶ1便の運航を取りやめ、計48人に影響が出た。日本航空(JAL)は1日は北大東、南大東、那覇、久米島、宮古、石垣、2日は久米島、宮古、多良間、石垣、与那国を発着する便で運航に影響が出る可能性があるとしている。全日空(ANA)は1~2日は那覇と宮古、石垣、3日は石垣を発着する便で運航に影響が出る恐れがあるとする。

 沖縄旅客船協会によると、31日午後2時現在で、本島と周辺離島を結ぶ航路を中心に34便が欠航となった。

 イベントや大会の中止や延期も決まった。県高校新人体育大会の水球競技は2日から3日に、水泳競技は3日から10日に延期された。9月2・3両日開催の県高校対校秋季陸上競技大会は3日のみに変更となった。2日に那覇市消防局庁舎で開催予定だった「那覇市救急・防災フェア」は9日に延期、豊見城市社会福祉センターでの「第5回とみぐすく市ボランティア祭り」と南風原町のイオン南風原店での「第21回東部消防組合救急・防災フェア」は中止となった。