沖縄県内コロナ感染 2週連続増加 前週比210人増の2150人


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 沖縄県は31日、21~27日に県内の54定点医療機関から報告のあった新型コロナウイルス患者は459人で、定点当たり8.50人だったと発表した。7~13日の6.72人から2週連続で増加しており、1週間の総数(推計値)は前週比210人増の2150人となった。

 2週連続で前週比を上回った結果に古市実哉感染症医療確保課長は「全国的にも定点報告結果が増加傾向にあるため、県内も注意が必要だ」と説明した。

 年代別の定点当たり人数は80代以上が最多の1.31人で続いて50代1.17人、10歳未満1.16人などとなっている。

 27日時点の入院患者は144人(重症5人)。重点医療機関で確保しているコロナ専用病床597床の入院患者は110人だった。
 (嘉陽拓也)