新垣氏が出馬表明 「民間の力生かす」 糸満市長選


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
新垣 勇太氏

 【糸満】来年6月の糸満市長選に向けて、市議で元自民党県連青年局長の新垣勇太氏(38)が1日、市内で会見し、出馬を表明した。「糸満に住み続けたい人を増やし、夢に向かって羽ばたく子どもたちを支えられる街にしたい」と述べた。

 新垣氏は6月に、保守系野党市議5人や市民団体から出馬要請を受けていた。

 新垣氏は現市政の南部病院跡地開発などを挙げ「公の力で公共施設を作る時代は終わりにしたい。規制緩和して民間の力を活用し、市民が本当に求める事業のために収益を上げられる街づくりを進めたい」と語った。

 同市長選にはこれまでに、現職の當銘真栄氏(57)と元県議の上原正次氏(68)が出馬を表明している。

 新垣氏は1984年12月生まれ。市糸満出身。国際武道大卒。中学校臨時教諭や会社員を経て、2016年の市議補選で初当選。現在3期目。
 (岩切美穂)